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室内の花 セントポーリアセントポーリア談話室

セントポーリア栽培に役立つページ

セントポーリアの栽培
ここではセントポーリアの栽培について、その性質を考えながら記述してみました。

セントポーリアの原種
S. ionanthe
 
 セントポーリアとは 性質  セントポーリア(Saintpaulia)はアフリカタンザニアやケニアの熱帯、800m〜1200mの高地の樹林帯の中に自生します。
花がスミレの花に似ていることから、英名ではAfrican Violetといわれています。
セントポーリアは、我々「人」が快適と思える温度を好み、また樹林帯の中で育つために、日光の直射も嫌います。
このような生まれのセントポーリアは、我々が生活する場で育てることが適しているのですが、ちょっと違うのは湿度が高いことを好むということでしょうか。
セントポーリアの原種は、現在変異種も含め数十種類に分類されていますが、この原生地はアフリカでも人が暮らすのに快適な高地のため、開発によって極端に減少しており「レッドデータブック」にも記載されている「絶滅危惧種 A類」でもあります。
AVSA(African Violet Society of America)(Americaセントポーリア協会)では、これらの原種の保護と保存を呼びかけています。
ただ、皆様のお育てのセントポーリアは、その殆どが交配によって生まれたものなのでご心配は要りません。
入手したら  置き場所 セントポーリアは、3000Lux〜6000Luxで生育します。
太陽の直射を避けた、明るい室内の日陰に置きます。南や東南向きの窓辺で、レースのカーテン越しや曇りガラス越しの光が当たる所が最適なのですが、少し暗くてもLEDライトや蛍光灯などで補光することによって花を咲かせることが出来ます。点灯時間は、その場所の明るさや季節によっても異なります。
温度管理 年間を通して室内で育てますが、セントポーリアの温度管理は少し気を使う必要があります。
生育適温は15度〜25度で、昼夜の温度差があったほうが良く育ちます。
また、冬は最低気温が15度以下になる場合でも、日中光が当たって気温が高くなれば、水遣りをやや控えることによって、育てることも可能です。この場合生育速度が遅くなります。 
水遣り 原則として、用土が乾いてから与えます。水の遣り過ぎはネグサレを起こしやすくなります。
肥料 セントポーリアは、葉を増やしながら葉の付け根に花芽をつけます。生育をとめないためにも生育期には水遣りの都度、薄い液肥を与えることも良いでしょう。
根が細くて繊細ですので、用土の中に固形肥料を混ぜるよりも液肥のほうが適しているようです。
春4月〜5月、秋10~12月は生育適期ですので、水遣り都度薄い液肥を与えます。液肥は説明書に書いてある濃度の2〜3倍に薄めて与えましょう。
冬季に、18〜23度くらいの充分な温度が保てる場合は、冬季にも与えます。
肥料の種類は何でも良いですが、できれば窒素・燐酸・カリ(N・P ・K)の比率の近いものの方が良いようです。
 湿度 原則的に多湿を好みますが、育成ケースに入れたり、魚の水槽に入れたりするなどいろいろと工夫をして湿度を60〜80%の湿度を保つと良く育ちます。 
セントポーリアを入れるのに適したケースなども、ネット上で販売されているようです。
植え替え 季節 春の彼岸過ぎ〜6月・秋の彼岸過ぎ〜温度があれば冬でも植え替えが出来ます。
真夏(梅雨明け〜秋の彼岸まで)はなるべく避けましょう。寒冷地や冷房をした部屋で管理できる場合には、夏でも植え替えが可能なことがあります。
殖やし方 脇芽で殖やす
葉挿し
ストーク挿し
セントポーリアを殖やしながら栽培することは、大変楽しいです。
殖やすことは、難しくありません。
但し、Chimera(日本では通称ストライプ種)は葉挿しでは同じ花が得られませんので、遺伝子を一番多く持っているといわれている、花の托葉(ストーク)を挿すことによって、同じ花を咲かせることも可能です。
ストーク挿しは、かなり高度な経験を必要としますので、出来ればお住まいの近くのセントポーリアの会の先輩方に方法を教えてもらうことがベストです。
かかりやすい病気   うどん粉病 18〜20℃位の気温で乾燥した環境で発生します。
サプロール液剤1000倍を散布します。
 ボトリチス病
(ハイイロカビ病)
比較的低温で、高い湿度で発生します。 蒸れた環境で発生し、一晩で株の全てにカビが蔓延して枯れてしまうこともあります。夜間保湿する場合は日中、風通しをよくするなど工夫が必要です。
住友化学園芸のサイトで詳しく説明しているのでご覧ください。  
ネグサレ(茎腐れ)
クラウンロット
水をやりすぎたり、乾かしすぎたり、根をいためた場合に吸水が出来ず、根が枯死します。
更に根が枯死した状態を放置すると、茎まで腐ってきます。
腐っていない所まで茎を切り戻すことによって、セントポーリアは再び元気を取り戻してくれます。カットする時には、良く切れる刃物を使って下さい。はさみは絶対に使わないようにしてください。
害虫の被害 ホコリダニ
ネコナカイガラ
センチュウ他
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